
商標の「区分」ってなに?
区分を増やすと費用はどれくらい増える?
少なすぎると守れない?多すぎると無駄?
こうした疑問に弁理士が解説します。
商標の区分は、「守れる範囲」と「特許庁費用(公費)」を同時に左右します。
区分設計を間違えると、登録できても「肝心の事業が守れない」ことがあります。一方で入れすぎると、公費(特に登録料)が大きく増えます。
この記事では区分の基本 → 選び方(実務の考え方)→ 失敗例と対策の順に整理します。
関連(内部リンク推奨):
商標登録の費用はいくら? /
商標の無料相談(LP)
- 少なすぎ:守りたい範囲がカバーできない(後で別出願が必要)
- 多すぎ:公費が増えて無駄になりやすい(登録料は区分数×年数)
区分選定に不安がある方は無料相談へ:
商標LPはこちら
この記事でわかること
- 商標の区分(45区分)とは何か
- 区分が増えると費用がどう増えるか(公費の仕組み)
- 区分・指定商品役務の選び方(実務の考え方)
- よくある失敗例と回避策
- 区分は後から追加できるか
\商標登録はBrandAgentにお任せください!/
安心・安全の商標申請サポート
商標登録には総額8~10万円の費用が必要です。
あなたの商標がこの総額に見合ったものであるか十分確認し、見合っていると思った方のみご相談・ご依頼をお願いします。
なお商標権は10年間保護されますので登録すると1年あたり1万円程度の費用で毎年あなたの商標は守られるということになります。
お見積り・ご依頼・ご相談はこちらまで!

- 関西の特許事務所と大手法律事務所と大手企業知財部で合計10年ほどの知財実務を積んできました。
- 特許サポート件数1,000件以上、商標申請代行件数2,000件以上の弁理士です。
- 京都で特許事務所BrandAgentを開業しています。
- ブログ歴3年以上でブログを書くことが趣味です。
- 月間PV数最高11万超のブログを運営したこともあります。
- 初心者の方でもわかりやすいように記事を書くことが得意です。
商標の区分(第1類〜第45類)とは?
区分とは、商標を使う商品・サービスの分類です。
大まかには、
- 第1類〜第34類:商品(モノ)
- 第35類〜第45類:役務(サービス)
というイメージです。
同じブランド名でも「何に使うか」で区分が変わり、守れる範囲も変わります。
だからこそ、区分は“費用の話”だけでなく、権利の強さ(実務上の防御力)に直結します。
区分が増えると費用が増える理由(公費の仕組み)
区分数が増えると、特許庁へ納める公費(出願料・登録料)が増えます。
公費(特許庁費用)の増え方(要点)
- 出願時:12,000円(1区分分を含む)+ 追加区分ごとに8,600円
- 登録時:1区分あたり5年 17,200円/10年 32,900円
費用の具体例は費用記事で整理しています:
商標登録の費用はいくら?
区分の選び方(実務の考え方):3ステップ

「何類を取るべきか」は、事業の実態から逆算します。ここを適当にすると、後で確実に困ります。
ステップ1:今の事業で“実際に使う”商品・サービスを洗い出す
まず、商標を使う対象を具体化します。
- 販売する商品(EC・卸・店舗)
- 提供するサービス(サブスク、アフターサービス等)
- ソフトウェア・アプリ・オンライン提供など
「何となくこの業界」ではなく、実際の提供内容に落とし込みます。
ステップ2:近い将来の展開(確度が高いもの)を検討する
半年〜1年で高確度で始めるものは、最初から入れる価値があります。
一方、「いつかやるかも」で大量に入れると、登録料が区分数分かかるため費用が膨らみます。
ステップ3:指定商品・役務の“書き方”まで整える
区分だけでなく、区分内の指定商品・役務(指定商品役務)の書き方が非常に重要です。
書き方が曖昧だと補正が必要になり、審査が遅れる原因になります(=期間にも影響)。
期間の記事(②)への内部リンク推奨:
(この記事公開時にリンク)「商標登録の期間は何ヶ月?」
よくある失敗例(あとから泣く)
区分で起こりやすい失敗
- 必要な区分が漏れている:守りたい範囲をカバーできず、後から別出願が必要
- 入れすぎ:公費が増える(登録料は区分数×年数で効く)
- 指定がズレている:登録できてもビジネス上の防御力が弱い
- 指定が曖昧:補正で時間が延びる・審査が難しくなる
区分は後から追加できる?(結論:原則できない)
既存の出願に「区分を追加」することはできません。
追加したい場合は、原則として別出願になります(その分、公費・手数料が発生)。
だからこそ、最初の区分設計が重要です。
区分で迷ったときの判断基準
迷ったときは、次の順で優先度を付けると整理しやすいです。
- ① いま売っている(提供している)もの
- ② 近い将来、確実に始めるもの
- ③ “いつか”やるかもしれないもの(費用対効果で検討)
FAQ
- Q. 区分はいくつが一般的?
A. 事業内容によります。必要最小限に絞りすぎると漏れが出るので、実務では「守りたい範囲」を基準に設計します。 - Q. 多めに取るほど安全?
A. 一概に安全とは言えません。費用(特に登録料)が区分数分かかるため、将来展開の確度と費用対効果を見て判断します。 - Q. 区分が決まらないまま出願してもいい?
A. 推奨しません。区分・指定の不備は補正や拒絶理由の原因になり、期間も伸びやすくなります。
\商標登録はBrandAgentにお任せください!/
安心・安全の商標申請サポート
商標登録には総額8~10万円の費用が必要です。
あなたの商標がこの総額に見合ったものであるか十分確認し、見合っていると思った方のみご相談・ご依頼をお願いします。
なお商標権は10年間保護されますので登録すると1年あたり1万円程度の費用で毎年あなたの商標は守られるということになります。
お見積り・ご依頼・ご相談はこちらまで!

- 関西の特許事務所と大手法律事務所と大手企業知財部で合計10年ほどの知財実務を積んできました。
- 特許サポート件数1,000件以上、商標申請代行件数2,000件以上の弁理士です。
- 京都で特許事務所BrandAgentを開業しています。
- ブログ歴3年以上でブログを書くことが趣味です。
- 月間PV数最高11万超のブログを運営したこともあります。
- 初心者の方でもわかりやすいように記事を書くことが得意です。