「突然、商標権侵害だと言われた…どうすればいい?」
ある日突然、他社から「あなたの使っている名前は商標権侵害です」と連絡が来たら、焦ってしまいますよね。
この記事では、商標権侵害と言われたときに確認すべきことと、適切な対処法を解説します。
商標権侵害と言われたら【まず落ち着いて確認】
指摘を受けたからといって、すぐに使用をやめたり、謝罪したりする必要はありません。
まず以下の点を確認しましょう。
- 相手の商標登録が本当に存在するか
- 自分の使用が本当に侵害にあたるか
- 対抗できる事情がないか
弁理士・弁護士に相談してから対応することが重要です。
確認すべき3つのポイント
① 相手の商標登録を確認する
J-PlatPatで相手が主張する商標が実際に登録されているか確認します。
以下を確認しましょう。
- 商標が登録されているか(出願中・無効ではないか)
- 有効期限が切れていないか
- 指定区分が自分の業種と重なっているか
② 自分の使用が類似しているか確認する
相手の商標と自分が使っている名前・ロゴが本当に類似しているか確認します。
外観・称呼・観念の3つの観点から判断が必要です。この判断は専門知識が必要です。
③ 対抗できる事情がないか確認する
以下のような事情があれば、対抗できる可能性があります。
- 先使用権:相手の登録前から善意で継続使用していた
- 不使用取消:相手が3年以上商標を使用していない
- 無効審判:相手の登録に問題がある(類似商標があったなど)
- 非類似:商標または商品・サービスが類似していない
商標登録を検討されている方は、弁理士への相談をおすすめします。
BrandAgentでは商標出願サポートを行っています。
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対処法のステップ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① 証拠の保全 | 相手からの連絡内容・警告書を保存する |
| ② 専門家への相談 | すぐに弁理士・弁護士に相談する |
| ③ 相手の登録確認 | J-PlatPatで登録内容を確認する |
| ④ 侵害の有無を判断 | 専門家とともに類似性・対抗手段を検討 |
| ⑤ 交渉・対応 | 使用継続・名称変更・ライセンス交渉などを検討 |
特許事務所BrandAgentでは、これまで2,000件以上の商標出願をサポートしています。
やってはいけないこと
- すぐに謝罪・使用停止の約束をしない(後から不利になる可能性がある)
- 相手の要求に焦って応じない
- 専門家に相談せずに自分だけで判断しない
よくある質問(FAQ)
Q. 知らなかった場合でも商標権侵害になりますか?
商標権侵害は故意・過失を問わず成立します。ただし、「知らなかった」という事情は損害賠償額の交渉において考慮されることがあります。いずれにせよ、専門家に相談して対応することが重要です。
Q. 長年使ってきた名前でも使えなくなりますか?
相手の商標登録前から善意で継続して使用している場合、「先使用権」として使用を継続できる可能性があります。ただし、先使用権の認定要件は厳しいため、専門家への相談が必要です。
Q. 警告書が届いたら無視しても大丈夫ですか?
無視することはおすすめしません。無視し続けると訴訟に発展するリスクがあります。内容を確認のうえ、専門家と対応を検討しましょう。
まとめ:商標権侵害と言われたらすぐに専門家へ
- すぐに謝罪・使用停止の約束をしない
- 相手の商標登録の内容をJ-PlatPatで確認する
- 先使用権・不使用取消など対抗手段がないか確認する
- 弁理士・弁護士にすぐに相談する
商標権侵害の指摘を受けたときは、冷静に専門家と一緒に対応を進めることが大切です。